セネガル、シセ監督 「勇敢に最後まで戦った彼らこそフェアプレー」

セネガルは敗れたものの、すがすがしさを感じさせた。警告や退場によるフェアプレーポイントの差で日本に次ぐH組3位で敗退したが、シセ監督は「相手との接触を避けるような消極的なプレーは指示しなかった」という。
 
その言葉通り、守備では厳しく相手に体を寄せた。ニャンがイエローカードをもらったものの、最後まで全力でボールを追う姿勢は見る者の胸を打った。試合後はコロンビアのサポーターも一体となって大きな拍手。その健闘をたたえた。
 
初出場で8強入りした16年前の再現はならなかったが、指揮官は「勇敢に最後まで戦った彼らこそフェアプレー。その姿は大きな遺産となってセネガルに残る」。また強くなって戻ってくるつもりだ。(サマラ時事)

(2018/06/29-06:14)
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/worldcup2018?s=news&k=2018062900245