震度5弱観測した京都 精華町 山林で地すべり 周辺に避難勧告

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180627/k10011497811000.html

震度5弱観測した京都 精華町 山林で地すべり 周辺に避難勧告
2018年6月27日 17時46分大阪北部地震

京都府精華町は、山林で地すべりが発生し今後さらに崩れるおそれがあるとして、27日、周辺の3世帯8人に避難勧告を出しました。精華町では今月18日の大阪府北部の地震震度5弱を観測していて、京都府地震などの影響もあると見て調査することにしています。
地すべりが起きたのは精華町乾谷地区の山林で、25日地区の自治会から町の危機管理室に「山が崩れてきているので確認してほしい」という連絡がありました。

危機管理室によりますと、地すべりは断続的に続き、現在はおよそ15メートルから20メートルにわたって山の斜面が崩れているということです。

町は、今後の雨などでさらに大きく崩れるおそれがあるとして、27日午前9時、周辺の3世帯8人に避難勧告を出しました。

精華町では、今月18日に発生した大阪府北部の地震震度5弱の揺れを観測し、翌日から2日間は現場周辺で断続的に雨も降ったということです。

京都府地震などの影響もあると見て、28日土砂災害の専門職員らを派遣して斜面の状態を確認し、原因や危険性などについて詳しく調査することにしています。

近くに住む79歳の男性は「梅雨の時期で、またいつ雨が降って崩れてくるかわからないのが不安です」と話していました。

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